中学生の定期テスト対策 (中2理科) 動画視聴+問題演習で苦手を克服!
2023/11/19
中学2年生のみなさん、こんにちは ! 2年生になってから理科の勉強が難しく感じることはありませんか?
理科は好き嫌いが別れやすい教科だと言われます。「単元Aはできるけど、単元Bは苦手」「興味が持てないので、勉強する気にならない」といったお子様のお悩みが多い教科です。また、理科は学習範囲が広く、一度苦手になると何から手をつければいいかわからなくなる場合もあるので、注意が必要です。
本記事では、中2理科を効率的に勉強するための方法を提供します。定期テストや実力(習熟)テストなどにお役立てください。それでは、さっそく見ていきましょう!
目次
1.中2理科の勉強法のポイント
〔ポイント①〕 どの単元が苦手なのか把握し、つまずき箇所を発見する。
はじめに理解不足や苦手意識を持っている単元(箇所)を見つけましょう。つまずきを見つけるには、教科書を音読したり、ワークなどの基礎問題をやってみるのがおすすめです。教科書を読んで理解できない部分やワーク演習でまちがった部分がつまずきの箇所です。まずは、つまずきを発見しピンポイントで対策を打っていきましょう。
〔ポイント②〕教科書ワークや学校の問題集に取り組もう。
つまずき箇所を克服して理解度を上げるためには教科書や学校で使っているワークがピッタリです。学校ワークは難易度もほどほどで基礎から応用まで学習できますし、定期テストもこのワークの問題から出題される場合が多いからです。また塾のテキストも教科書に準拠していますので、もちろんおすすめです。問題を一つ一つ、教科書を使って考えながら取り組んでみましょう。教科書やワークの解説を読んでも理解できない点があったら、学校や塾の授業で質問して必ず解決しておきましょう。
2.中2生がよくつまずく単元とその対策
「電流や磁界」
直列回路と並列回路の区別ができない。
〔対策〕
直列回路とは一本道でつながれている回路のこと。並列回路とは枝分かれがある回路のこと。
回路図を見ながら、きちんと区別して理解しよう。
電圧・電圧・抵抗を使った計算問題で公式と数値の関係がごちゃ混ぜになり、正しく理解できない。
〔対策〕
オームの法則→「電圧=抵抗×電流」「抵抗=電圧/電流」「電流=電圧/抵抗」の3つの公式を確実に覚えて使いこなす。電流・電圧・抵抗」のうち2つわかっている電熱線に注目して考える。また電圧の取り扱いに注意すること→1つの道筋で電源からもらった電圧を使い切って帰ってくる。
「化学変化と原子・分子」
元素記号の暗記が難しい。
〔対策〕
主なものはノートなどに何度も書いて、ひたすら覚えるしかないですね。英単語を覚える時のようにカードを作って覚えるのも有効です。とりあえず↓下のよく出てくる基本的な15個を覚えましょう!
H :水素
C :炭素
N :窒素
O :酸素
S :硫黄
Cl:塩素
Na:ナトリウム
Mg:マグネシウム
Al:アルミニウム
K :カリウム
Ca:カルシウム
Fe:鉄
Cu:銅
Zn:亜鉛
Ag:銀
余裕がある人は原子番号1~20までを順番も合わせて覚えておきましょう。
化学式の意味が理解できない。
〔対策〕
例えば H2O は水の化学式です。
ここで小さい数字「2」がついていることに注目しましょう。
小さな数字は直前の原子が何個あるかを表しています。ただし「1」は省略してあります。
つまりH2Oは本当は「H2O1」ということで
・H原子(水素原子)が2個
・O原子(酸素原子)が1個
集まってできているということです。
「天気」
天気図の風向きで高気圧か低気圧か判断する問題がわからない。
時計回り・反時計回りの意味もわからない。
〔対策〕
周りよりも気圧の高いところが「高気圧」で,
周りよりも気圧の低いところが「低気圧」です。
中心に行くほど,等圧線の数字が大きくなっていれば「高気圧」で,
小さくなっていれば「低気圧」です。
気圧が高いほうから低いほうへ風が吹くので,
高気圧:風が吹き出す
低気圧:風が吹き込んでくる
ということになります。
さらに,地球の自転の影響から,北半球では直角よりも右にそれます。したがって,
高気圧: 時計回りに風が吹き出す
低気圧:反時計回りに風が吹き込む
3.わからない問題は動画解説(映像授業)で解決 !
前項では理科の学習をするにあたって、まずは「つまずき箇所を見つける」、次ぎに「教科書やワークを使って、問題に取り組んでいく」ことをおすすめしました。しかし理科が苦手なみなさんにとってはなかなか自力で解くのは難しいかもしれません。そもそも自力で解けるなら嫌いや苦手にはならないはずです。そこで学習の手助けとなるのが、単元のポイントや問題の解き方を詳しく解説してくれる動画解説(映像授業)になります。
理科を学習する際に動画を使用するメリットは教科書や問題集ではわかりづらい具体的な動きや事象を、図や表などを使って説明してくれるところです。また一つ一つの問題に対して「問題が何を説明しようとしているのか」「何を答えるように求めているのか」をしっかりと示した上で解説が行われるので、解答までのプロセスを理解しやすくなります。
数学や英語はつまずき箇所を克服するために場合によっては内容をさかのぼって学習し直す必要がありますが、理科は最初に述べた通り、得意な単元と苦手な単元がはっきりしている教科ですので、苦手なものに絞ってピンポイントで対策を行えばよいのです。その意味では理科は映像授業との相性がよい教科と言えます。
4.理科の映像授業なら栄進塾におまかせ !
栄進塾 (東出雲校・斐川校・三刀屋校)では、理科・社会の映像授業 (通塾型) を導入しております。専用テキストに完全対応したオンデマンドシステムを使って、「タブレットによる動画視聴+問題演習」のかたちで授業を進めていきます。動画での学習というと講義を延々と視聴するイメージを持つかもしれませんが、この映像授業は解説・演習・定着の3ステップ学習で成り立っており、動画は主にポイント解説や答えの丸付けのサポートとして使用します。
このシステムでは、現役塾講師による単元や問題の解説がわかりやすくコンパクトにまとめられており、効率よくメリハリのある学習が可能です。自分が得意な部分は動画をスキップしても構いませんし、逆に苦手な部分はじっくりと理解できるまで何度も視聴することが可能です。
映像授業を定期テスト・実力テスト対策として、活用していただくことももちろん有効です。テキストには定期テストの対策問題もありますので、それらを模擬テストとして活用でき、解説を見て理解を深めることができます。
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