中3受験生の高校入試対策 (理科) 映像授業で苦手単元を克服!
2023/12/01
中学3年生のみなさん、こんにちは ! いよいよ入試本番まで残り数カ月となってきましたが、受験勉強ははかどっているでしょうか?高校入試は定期テストとちがって中学3年間で学習したすべての単元から総合的に出題されます。今回取り上げる理科という教科は覚えることもかなり多く、苦手にしている人も多いと思いますが、逆に言うと暗記要素が高い分はこの時期からでも実力アップできる教科とも言えます。また理科は単元によって、得意と苦手がはっきりする教科とも言えます。ということは苦手な単元に的を絞って、集中的に勉強すれば効果も出やすいということになります。今回は高校入試までの残りの期間で理科の実力を上げるための対策を紹介していきます。理科の勉強で悩んでいる方は必見です!
目次
1.まずは暗記要素から取り組もう
まずは成果を出しやすい
「生物のなかまわけ」
「生物のからだのつくり」
「火山と岩石」
などの暗記要素が多い単元を確実にマスターしましょう。覚える「量」は多いので大変ではありますが、国語の漢字や英語の単語などと同じように、覚えれば覚えるほど自分の力になります。言葉だけではイメージしずらいので、教科書や資料集を見ながら覚えるのもいいでしょう。一つの単元の重要語句を覚えたら、覚えたことが実際の問題で活かせるかを試すために問題演習を積極的に行っていく必要があります。最初は一問一答形式の問題を使って学習するのも有効ですね。基礎が身についたら過去問などを使って、少し応用的な問題にもチャレンジしてみましょう。問題集の選び方や使い方は後の項で説明しますので、そちらを参照してください。
2.受験生の苦手が多い単元とその対策
一方で、苦手な人が多い代表的な単元としては
「電流」
「エネルギーと仕事」
「イオン」
「天気」
などが挙げられます。
〔電流の対策〕
まずはこの分野の理解に欠かせない電気回路・電流・電圧・抵抗といった基本的な用語の意味をしっかり把握しましょう。基本用語の意味を押さえて、それぞれの間の関係性を公式等を用いて整理していくことが大切です。こうした用語は目に見えないもののため、イメージしづらいかもしれません。できる限り自分の手で、教科書や問題集の図を参考に毎回絵を描きながら覚えましょう。自分で描けるようになるまで繰り返し練習してください。有名なオームの法則は電流と電気回路の分野で最も大切な公式ですので、しっかり覚えましょう!抵抗にかかる電圧と流れる電流と抵抗値の関係が、オームの法則と言われるものです。
電圧(V)は電流(I)と抵抗値(R)の積になるので、文字式で表すとこの公式はV=IRとなります。
〔エネルギーと仕事の対策〕
覚えることよりも、現象を理解したうえでさらに計算が必要になります。公式の暗記はもちろん重要ですが、どの問題でどの公式を使いどの数字を当てはめているか、何度も繰り返して練習してください。数学同様に計算におけるケアレスミスには十分注意しましょう。さらに気をつけないといけないのが、圧力などでもよく登場する「単位」です。どの単位で聞かれているかによって、単位を変換しないといけないことが多いので、テストの際はきちんと単位を変換できているかに注目して必ず見直しをしましょう。
〔イオンの対策〕
イオンを学習する前にまずはその基礎内容となる元素記号と化学式を一通り覚えましょう。そこをクリアしてようやく3年生で習うイオン化や化学反応式が理解できるようになります。さてイオンを解く上で、最初にすべきことは、やはり全てののイオンの記号を覚えることです。それが終わったら、電気分解のパターンをすべて覚えましょう。電気分解は基本的に、
「塩化銅水溶液の電気分解」
「塩酸の電気分解」
「水の電気分解」
の三つがよく出題されます。これらのパターンを全て覚えてしまえば、大体の問題に対応できると思います。
〔天気の対策〕
天気を理解するためのポイントとして、「気象要素を知ること」「天気図を読み取ること」「天気の移り変わりを知ること」などが上げられます。中でも特に天気図の読み取りは慣れが大切です。最初は難しいかもしれませんが、たくさん問題を解いていくうちに感覚がつかめてきます。特に台風や梅雨といった一目で特徴がわかるような天気図はしっかり覚えておくことが大切です。特徴的な天気図を頭に入れておくと、問題文と選択肢の比較がグッとスムーズになります。
苦手な人が多い単元を一通り紹介してきましたが、まずは自分がどの単元が苦手なのかを知ることが大切です。「生物」「地学」「化学」「物理」のうちどの単元が一番苦手なのかをきちんと把握して、優先順位を決めて学習していきましょう。
3.高校入試の出題形式や傾向をふまえてひたすら演習 !
自分が苦手な単元を把握したら、いよいよ問題集を購入して取り組みましょう。
理科の入試用問題集を選ぶ際には、次の2つの点に気をつけましょう。
「はじめのうちは一問一答形式のものを選ぶ」
まず基本事項を押さえるためには一問一答形式の問題集がを選ぶとよいでしょう。一問一答形式は、記述形式と比べると勉強にかかる時間が短く済むため、勉強を進めやすい点がメリットとして挙げられます。一問最低でも3回程度繰り返し取り組み、理科の用語や実験の知識といった基本をしっかりマスターしましょう。
「解説が詳しいものを選ぶ」
理科の問題集は、なるべく解説が詳しいタイプを選ぶのがおすすめです。問題集の中には、問題と解答だけが掲載されているだけのものがありますが、これでは自分がどうして間違ったのかということを振り返ることができません。わからない問題にぶつかったとき、自分で解説を読み解決できる問題集であれば、以降の勉強をスムーズ進められます。→栄進塾の映像授業は講師による問題集に完全対応した解説が付いていますのでおすすめです !
☆過去問を解いて志望校ごとの傾向をつかむ
入試対策用の問題集を一通り行い基礎がある程度固まってきたら、いよいよ志望校の過去問に取り組んでみましょう。過去問を解けば志望校の出題傾向をつかむことが可能です。公立高校の入試の出題形式は都道府県によって様々です。実際の入試で高得点をねらうのであれば、自分の県(私立高校であれば自分が受ける高校)の過去問演習をすることが合格への近道です。なお、過去問を解く際にも、問題を解きっぱなしという状態では、効果は半減してしまいます。間違った問題については必ず解答をしっかり確認し、繰り返し解き直して、苦手な分野をなくしていくことが必要です。
しかし過去問となると、やはり応用問題も多く、難易度は高めとなります。問題集の解答解説だけではなかなか理解することは難しいかもしれません。そんな時は塾の授業で質問をするか、または映像授業等の解説を使って、つまずいている単元をもう一度学習し直したり、類似問題を探して参考にするとよいでしょう。→栄進塾の冬期講習「理・社映像講座」で苦手単元やつまずき箇所を克服 !
4.入試対策には映像授業がおすすめ!理科の映像授業なら栄進塾におまかせ !
栄進塾 (東出雲校・斐川校・三刀屋校)では、理科・社会の映像授業 (通塾型) を導入しております。専用テキストに完全対応したオンデマンドシステムを使って、「タブレットによる動画視聴+問題演習」のかたちで授業を進めていきます。動画での学習というと講義を延々と視聴するイメージを持つかもしれませんが、この映像授業は解説・演習・定着の3ステップ学習で成り立っており、動画は主にポイント解説や答えの丸付けのサポートとして使用します。
このシステムでは、現役塾講師による単元や問題の解説がわかりやすくコンパクトにまとめられており、効率よくメリハリのある学習が可能です。自分が得意な部分は動画をスキップしても構いませんし、逆に苦手な部分はじっくりと理解できるまで何度も視聴することが可能です。
栄進塾(東出雲校・斐川校・三刀屋校)の冬期講習では「理・社映像講座」を受講することが可能です。
1・2学期の復習はもちろん高校入試対策も可能ですので、この機会にぜひご検討ください !
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